こんにちは、スーパー四心です。
8月14日、『金色のガッシュ!!2』のPage.33が配信されました。この記事は読み終えてすぐ書き上げています。
感想は後日ちゃんとした記事を出しますので、読みにくいかもしれませんがご了承ください。
Page.33サンプル時点での最速記事は↓

さて、サンプルではカフィーの繋いだロープが切断されるシーンまで描かれたのでしたね。
ロープを切断した老人風のカードは、「カフィーとエレビーを連れ帰ること」のみが目的で争う気はないと言っています。
その2人はベリエル様も重要視している魔導士でな
今のこの謀反を知っても球を壊さず 連れて帰れとの命令だ(老人風カード/Page.33 18P)
このセリフから、カフィーだけでなくエレビーも魔導士であることがわかりました。よく考えたらガッシュの排除が目的ではないから、戦闘員を連れている必要はないですね…。
カフィーが氷のビン使って『オルガン・バング』を使用しましたが、旧作には登場していない呪文です。見た目はに『ラギコル・ファング』に似ています。
老人風カードは『ビレオルード』などエルジョの術を使用していますが、『デ・ビデュン』というのは聴きなれない系統の術ですね。外伝:友に登場したジーザが『ネグロノ・ゾオウ・ビドュン』という術を使用していましたが、それとは別物でしょうね。
この老人風カードのセリフに不可解な点があります。
我々が持つ本来の力
それを術との合力なしでなんとか手に入れられないかと考え…(老人風カード/Page.33 21P)
そのために、術のビンを体内に埋め込んで、ホースで術の力を循環させる装置?を魔女が作ってくれたということなのですが、日本語に違和感があります。
「我々が持つ本来の力」は、普通術のビンや合力に頼らずに発揮できる力であるべきです。術のビンや合力に頼っていてはパワーソースが外部依存になりますから、それは本来の力とは言えません。外付けHDDを接続して容量が2Tになったとて、それを本来のスペックとは言わないでしょう。
であれば、本来の力とは、「我々が持っているけど引き出せない力」または、「我々が生前持っていた力」でなければならず、それを引き出す装置であれば日本語にも納得がいきます。
そして、これまでに登場した『合力』は全て制限時間があり、レビーと鼻毛ブーの描写から、時間までに狩りを達成できないと体が朽ちていくペナルティが明らかになっています。(Page.11)
本来の力に制限時間があるものでしょうか?どちらかと言うと、合力とは『ギルガドム・バルスルク』などの禁呪に近いものではないでしょうか。やはり合力を本来の力と称するのは日本語として不自然です。
ちなみにこの装置は、Page.15でポーラ王子と魔女が話しているものだと思われます。
魔物の術をポーラ王子の本当の力に変えることですかね?(魔女/Page.15 34P)
やはりおかしい。魔物の術が本当の力でという日本語は相当違和感があります。魔物の術とポーラ王子は別物ですから、せめて「魔物の術でポーラ王子隠された能力を引き出すこと」であれば納得いったのですが…。
そして、カフィーの視点から見たエレビーの過去が明らかになります。戦いたくないのに戦わされ、しかも「天才」と称されるほどの戦果を挙げたことが明らかになっています。エレビーは自分の意思とは関係なく戦い、多数の魔物の命を奪ったことを悔いて、自殺を考えるほど追い詰められています。
そんなエレビーにカフィーの「光」が当たり、この時エレビーの球をロープで隠したことが明らかになりました。ベリエルの球はエレビーにも造れることも判明し、エレビーが科学者や魔法学者である線が濃厚になりました。
動けないエレビーを庇いボロボロになるカフィーのシーンでPage.33は終わりましたが、さてさて…どこから考えましょうか。
とりあえず、一度切断されたロープは繋ぎなおすことができそうです。ただし、現時点でエレビー(肉体)にも、エレビー(ミイラ)にも意識はなく、魂の転送は途中であることがわかります。では、この間魂はどこにあるのでしょうか?
「消えるな」とカフィーが言っていることから、とても危険な状態であることがわかります。
私は子供の頃、ポケモンを交換している最中に通信ケーブルを切断したら、ポケモンが出てくると思っていました。
これと同じことが起きるなら、エレビーの魂は切断された瞬間にポロリしてしまっていそうです。
読み返してみてもそんな描写はないので、まぁ完全に移動しきってないから覚醒しないと考えるのが自然に思えます。つまり、肉体とミイラに半分ずつ魂があるとかそんな状態でしょう。繋ぎなおしてもう一度やり直せば、目的は果たせそうです。
そして、この時使用している「球」はエレビーの自作であることも判明しました。エレビーの造ったものであればベリエルの干渉は受けないでしょうか?カフィーがロープで隠している限り大丈夫みたいな空気ですけど、やっぱりベリエルが頭脳戦でカードに負けるのはマズい気がします。一気に小物感が増します。
今回はあまり話も動かず回想メインでしたが、私はセリフの不自然さが気になってしまいます。雷句誠のセリフ回しは時折不可解(「友達までじゃなかったと思ってた」など)なので、考えれば考えるほど沼にハマります。
ちゃんとした感想、データベースの更新はまた後日。
コメント