こんにちは、スーパー四心です。
『金色のガッシュ!!』には数多くの個性的な魔物が登場しますが、私が特にお気に入りなのがコーラルQです。
コーラルQは、石板編からファウード編の間に登場した魔物で、
具体的な登場話数は「LEVEL.164 気になる視線」～「LEVEL.167 ありえないもの」の4話です。
今回は、この短い登場ながら強烈なインパクトを残したコーラルQの魅力を、余すことなくご紹介します！
魅力その1：謎の発音「ピヨ麿」
まず最初に紹介したいのは、コーラルQが清麿を呼ぶ独特すぎる呼称、「ピヨ麿」です。作中では清麿の呼び方は基本的に三通りあります。
一つ目は単に「清麿」と呼ぶ大多数の仲間たち。
二つ目は、清麿に特別な感情を抱く恵だけが使う「清麿くん」。
三つ目は、同じく特別な呼び方である「高嶺くん」で、これは鈴芽のみが使用します。
そんな中、唯一無二の呼び方が「ピヨ麿」です。
ガッシュ、そして高嶺ピヨ麿、私の名前はコーラルQ、私の罠にかかったね。
もう君の本は燃えたも同然ピヨ。（9巻 LEVEL.164）
「き」の音が苦手なのかと思いきや、「今日」「君の本」「消しにきた」などは普通に発音できているため、発音の癖とも言い切れない。
彼の口癖「ピッポッパ」や笑い声「ピポパパパ」とも関係がありそうですが、結局よくわからないままです。
たった4話の登場で「ピヨ麿」と呼んだ回数は13回。多すぎてもう意味不明。でもそこが最高に面白い。
ふざけるなーーー！ピヨ麿ーー!!!（9巻 LEVEL.164）
魅力その2：意味不明な変形
コーラルQの術は、攻撃技「ロボルガ」「ビーザム・ロボルガ」「ギガノ・ロボルガ」を除き、すべてが変形技です。
基本形「ロボルク」は「ガキーン・ゴキーン・ガシャーン！」の三段階変形で、その内容はまさに意味不明の極み。
コーラルQ自身は「偉大な変形」と誇らしげに語りますが、何度見てもどこがどう動いてその形になるのか全く分かりません。理屈を超えた変形に、初見時は笑いが止まりませんでした。
私の好きな変形3つ
ロボルク
基本形。ガッシュ2では背中に羽がつきましたが、飛べません。
飛べないことを告げるコーラルQの、どこか寂しげな表情も含めて面白すぎます。
ムロム・ロボルク
「ピッポッパ!!私はゴムだ!!」の一言でジケルドを無効化。
突然のゴム宣言と突飛な姿が二重に面白い、破壊力抜群の一発ネタ変形です。
ディゴウ・ロボルク
スピード型形態。「あのフザけたデザイン」（by 清麿）ながら、ラウザルクより速く、パワーも上。
ふざけているのに強い、ギャップが魅力的です。
よーーーーーーし、ガッシュ!!あのフザけたデザインを叩きのめせーー!!!（9巻 LEVEL.165）
魅力その3：ロボットなのにツバを吐く
「グラブ！」と叫ぶたび、口から飛ぶツバ。
「うまく発音できないのかな？」と思わせるところに、魔物の子供らしさが表れていて、すごく好きです。
……と思いきや、ガッシュ2で大きくなってもツバは飛び続けます。
ロボットなのに成長するという謎設定を含めて、もはや何でもアリなのがコーラルQの魅力です。
魅力その4：しょっぱいものが好き
ガッシュカフェで明かされた設定では、コーラルQの好物は「塩水」「ラーメン」「都こんぶ」。
どれもしょっぱいものばかりで、ロボットらしからぬチョイス。
スギナに「サビてるよ！」とツッコまれてもお構いなし。
塩水を「ジャブジャブ」飲み、ラーメンを食べながらアンテナをくるくる回す姿は最高に愛らしいです。
しょっぱいお水が好きなのよーーー（9巻 ガッシュカフェ）
コーラルQのフィギュアを自作したスゴイ人
X（@saechan_0813）さんが、なんとコーラルQのフィギュアを自作されています！
実際の投稿はこちら ▶ 再現度が高すぎるフィギュア（画像あり）
再現度が高すぎてびっくりしました。
「グラブ！」と叫んでいそうな口元、焦点の定まらない目、謎の角度の手……。
全身に“コーラルQらしさ”が詰まった神造形です。商品化してほしい！
まとめ
コーラルQは『金色のガッシュ!!』に登場する個性的で魅力あふれる魔物です。
謎の呼び方「ピヨ麿」や、意味不明で独特な変形術、ロボットなのにツバを吐く不思議さ、そしてしょっぱいものが好きという意外な設定など、細部にまで個性が詰まっています。
たった4話の登場とは思えないくらい、笑いと衝撃を残してくれたキャラクターです。
そんなコーラルQの魅力を知ると、『金色のガッシュ!!』の世界がさらに楽しくなること間違いなしです！
