こんにちは、スーパー四心です。
1月14日、2か月ぶりに最新話:Page.36が配信されました。
予想どおりのエレビー退場
さて、前回ラストで自爆したギリアムを、復活したエレビーが抑え込みました。
どう見ても悲しい別れのまま2か月引っ張られ、大方の予想どおりエレビーは消滅。カフィーは決意を秘めた目で魔界へ戻っていきました。
お主は悪くないのだぞ!!!エレビー!!!(ガッシュ/Page.36 7P)
いえ、悪いです。
どのような理由で復活しベリエルに使役されていたとしても、エレビーの技術や知識が魔界の民の命を奪ったことは事実であり、命は取り返しがつきません。
魔物を蘇らせる秘術がウルトラCであり、引き替えにガッシュも死亡しています。つまり、これより後に魔物はもう一度(次は寿命によって)死亡するわけですから、大切な人との別れを2度経験させられることになります。
また、物語開始~ガッシュ復活までの間に命を落とした魔物は、復活ができません。そのワリを食っているのがギリーですが、これも不公平です。
私がガッシュ2開始当初から思っていることですが、生き返るならそもそもなぜ殺したのか?という解決不可能な問題が作品の土台に存在しており、「ガッシュが死亡している衝撃」という、SNSウケを狙う以上の理由が見えません。
ふざけんじゃないわよ!!ガッシュ!!!
私達がどれだけ悲しんだり泣いたりしたと思ってんのよ!!!(ティオ/Page.16 21P)
また、エレビー消滅時に号泣するガッシュを見つめる「雷の竜」が現れています。この展開(エレビーを救えなかったこと)が「王に必要な試練」として、
- ①『ウィビラル・ザケル』が覚醒する
- ②ガッシュがゼロから『バオウ』を生み出す
といった展開を予想しています。


カフィーの決意
Page.36で描かれたカフィーの決意は二つです。
- エレビーの遺した「球」を完成させる
- 次はガッシュと清麿を助けに来る
だが今は 敵のままだ(カフィー/Page.36 11P)
収穫は「ロープが今回の挑戦の全てを見た」ことだけでしたが、彼にとって有益な情報でしょうか。
仮にカフィーが「球」を完成させ、ベリエルの監視から完全に開放されたとき、それはいったい何者なのでしょう?
少なくとも魔物ではない(Page.31)ことが判明しており、そうなると「元人間」か「異世界人」ということになります。
魔物とカードの境目が非常に曖昧であることから、私は物語の結末は魔物とカードの共存で着地すると思っていますが、カフィーが重要な役割を担う気がしています。(パイプ役のような)


青空の下でイモを掘ってイモを味わい尽くすの会
長いブラジル編を終え、帰国したガッシュと清麿。
なぜかフランスから戻ってきていたティオ、恵も合流しています。私はこれも意味不明だと思いました。
そして、ガッシュ2でずっと気になっていることがもう一つあります。ガッシュが恵のことを「恵殿」と呼ぶことです。旧作では「恵」と呼び捨てにしています。

ルナ・オリヴェイラのことは「ルナ殿」と呼びますが、ガッシュが成長したことで呼び方を変えたのだとしたら、シェリーのことも「シェリー殿」と呼ばなければ辻褄が合いません。こういう雑なことはしない作家だと思っていたので、残念に感じます。
清麿と恵が特別な仲になった可能性も考えましたが、そうだとすると、ティオがそれを茶化すシーンがなければキャラクターの動きとして不自然です。
例えば、Page.31で、「清麿は浮気なんてしなさそうよね」のようなセリフがあるのが当然で、それこそが「伏線」であるべきです。
そもそも再会時(Page.15)に「お久しぶりね」と言っており、王決定後はあまり交流がなかったことがわかります。
旧友
今回特筆すべき点は、アラサーになった鈴芽が描かれたことでしょう。
ほとんど変わっていません。相変わらず清麿のことは「高嶺くん」と呼び、思いを寄せていることもわかります。
看護師さんをしているらしく、あの天然ドジっ子だった鈴芽も成長したなぁ…と感心します。
仲村マリ子は結婚して秋山姓になったようですが、ひょっとして結婚相手は進一でしょうか。
進一の出身地は北海道が有力視されており、国内で流通するじゃがいもの70%以上が北海道で生産されています。
イモと北海道と秋山で結び付けるのは短絡的でしょうか。まぁ、相手が誰であれ本筋にはあまり関係なさそうですが…。
ハッ…こいつは驚いた!
はるばる北海道から来たかいがあったぜ。(エシュロス/2巻 LEVEL.23 74P)
そして描かれていない金山。まだツチノコを探しているんでしょうね…。
魔界ギャグパート
Page.12以来の登場となったキャンチョメペア。魔物と人間が電話している絵というのはなかなかシュールな気がします。キャンチョメが欲しがっている「父さんのポルク」ですが、同じ術であれば使用者が違っても使えるのでしょうか。
もしそうだとすると、ゼオンはガッシュの『ザケルガ』を使うことができます。
動けないアシュロンが『ディガル・クロウ』のビンをエルザドルに託し、代わりに戦ってもらう展開もあるかもしれません。熱い展開ですが、私の考察のはずれを意味します。


新キャラクター
まず、次に復活する魔物がベルギムE・Oであることが明らかになりました。
パートナーのダリアは、旧作では「ケケケー」と呪文しか話さないキャラクターでしたが、今回も謎の歌を歌いながら踊り狂うエキセントリックな人物になっています。
私が考察した27冊の中にベルギムは入っておらず、ここでも考察を外しました。ベルギムは読めないよ…。
ベルギムとキャンチョメには、少なからぬ因縁があります。また、パティの家に住んでいることから、ベルギム経由でのパティ復活もありえるでしょう。(ママなので)

魔界ギャグパート
コーラルQの親友イカドロンと、恋人ロボルン。この2体は完全新規キャラクターです。
魔物でありながら魔物を裏切り、カードについた裏切り者ですが、今のところギャグキャラとして描写されています。
この並びにゴフレがいるのは不思議な感じですが、ゴフレも成長して筋肉質になりました。四足歩行の魔物は腹筋が付く傾向にあるようです。
そして、「ビンの術が特別に使える腕輪」という新アイテムが登場しました。
これがないと術が使えないと読めるため、裏切り者たちも術は取り上げられているはずです。このメンツならブラゴ一人で勝てそうですが…といったところで、Page.36は終了しました。
総まとめ
- Page.36はエレビー消滅という予想どおりの結末で、カフィーは決意を抱えて魔界へ戻った
- 魔物蘇生の設定には「なぜ殺したのか」という根本的な矛盾と不公平さが残る
- エレビーを救えなかった経験が、ガッシュにとって王としての試練になる可能性
- カフィーは「球」の完成を目指し、物語の要となる存在になりそう
- 帰国後パートでは、キャラ同士の距離感や呼び方など細部の雑さが気になった
- 成長した鈴芽や旧友たちの描写が、時間経過を感じさせる要素として印象的
- 次に復活する魔物はベルギムE・Oで、今後の魔界編とギャグパートに期待がかかる
今回のエピソードを読むにはコチラ
率直な感想
長かったブラジル編が終わりました。
悲しい話、重い話、エピソードの区切りにはギャグパートが挿入されるのが伝統ですが、今回もその場面転換とギャグのテンポを味わえる回でした。
キャラクターの関係性や性格の描写について不足が多く、旧作からのファンであれば「おや?」と思うことが増えたのは残念な部分ですが、Page.36に限って言えば、かなり旧作に近いものを感じます。
新キャラクターがどんどん登場していますが、読者が本当に読みたいのは「あの魔物とパートナーの再会」ですから、読者が望むものを出されていない状況が、今後に響かない事だけお祈りしておきます。
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