【ガッシュ2考察】Page.32 世界最速考察

こんにちは、スーパー四心です。
7月14日、『金色のガッシュ!!2』のPage.32が配信されました。この記事は読み終えてすぐ書き上げています。
感想は後日ちゃんとした記事を出しますので、読みにくいかもしれませんがご了承ください。

Page.32サンプル時点での最速記事は↓

さらに、Page.32サンプル時点でのジルノーズ考察は↓

やはりここは老人ホームで、カミラはルナの担当するおばあさんでした。血縁関係はなさそうです。お金持ちのカミラは、命を救ってくれた二人にお金と休みをプレゼントし、ルナたち3人は雨の中海水浴を楽しみます。

エレビーが海で楽しむ姿を見て、寂し気な笑顔を見せるカフィー、ただならぬ事情がありそうに思えます。
合流したガッシュと清麿にジルノーズの術のビンを私、復活させるよう促すカフィー。目的を達成するために、どうしてもジルノーズの術が必要だということです。

カードの仲間内で、清麿は「ツッコミ王清麿」と呼ばれていることが判明しました。「バカばっか」とキレる清麿の吹き出しには水星の魔女、ローリング・ウィッチ、ブルーが見えますが、この内倒せたのはローリング・ウィッチのみです。

清麿は、カフィーにはベリエルに隠れてどうしてもやりたいことがある様子ですが、その行動は彼らの命を危うくすると忠告します。

オレ達の味方をすれば
その球を壊されて消えるんじゃないのか?(Page.32 22P)

つまり、ジルノーズ復活はガッシュ達の戦力になることから、その手助けをすることは「危ない」と危惧しています。
しかし、カフィーは自らの操るロープで球を隠し、べリエルに見えないようにしていると語ります。

オレはロープの魔法を使う魔術師でね
このロープで球を隠し べリエルから見えないようにしている(Page.32 23P)

そして、その目的はエレビーを解放し、自由な命を与えることだと語ります。

カミラを救ってくれたことで、ルナやカフィーとエレビーに情が移っています。「助けてあげたい」と決意し、ルナの頭上に光る白い本。ガッシュは信じて、術のビンを託します。

ジルノーズ復活は27P、これは…なんというかかなりビッグ・ボインに似た感じです。旧作最終話の写真のどこに写っているのか全くわかりませんが、完全新規のキャラかもしれませんね。

独特のやり取りでルナとの絆を確かめ、再会を喜ぶジルノーズ。やり取りを見て固まる清麿の表情に、これから彼女たちがどういう扱いを受けるのか見えた気がします。

復活したジルノーズに頼み込むカフィー。雷句誠はセリフを強調するとき、ビックリマークを3つつけますが、吹き出し8個中6個で「!!!」と使われていることから、カフィーの必死さが伝わります。こういうとこ、本当に上手いと思います。

取り戻した術は2つ。『ミラコプス・ノヴァ』と『ミラコプス・アルテレゴ』。ガッシュのセリフから、おそらく『ミラコプス・ノヴァ』が上級術です。

更にその上の上級術になると…
本物の肉体のような人形を造り出すこともできるのだ(Page.32 35~36P)

ジルノーズの能力は「人形を造り出す術」でした。そして、ガッシュたちが復活した「ミイラ」は、3000年前のジルノーズのご先祖様が、術の力で作り出したことが判明しました。ちょっとこの発想はなかったですね…ミイラの出どころについては完全にノーマークでした。そりゃ最重要魔物ですわ…。

余談ですが、人形という玩具の発祥は古代エジプト説が有力だそうです。あまりガッシュは現実の歴史とリンクしている描写はありませんが、こういうところも掘ってみると意外な設定が見えるかもしれません。

ルナが『ミラコプス・ノヴァ』を唱え、ジルノーズが大きな人形を作り始めたところで、今回の話は終わりました。

人形を造り出すという能力はかなり強力に見えます。上級術が取り戻せたということは、王を決める戦いの時点で『ミラコプス・ノヴァ』は習得していたことになります。自由に動かせる人形を造り出せるのに敗退した理由はなんでしょうか?戦いを好まず、例えばルナと一緒にお人形遊びをするのが好きだった魔物の可能性があります。

戦闘向けの能力か…?と言われるとちょっと微妙なところです。例えば、木の戦士を造り出して使役する『バルジュロン』という術があり、使い手は同じくブラジルに登場したポッケリオです。ブラジルに降り立った魔物は何かを使役する能力を持つかもしれません。

『ミラコプス・ノヴァ』、今までガッシュに登場した呪文とは少し趣が違うように思えます。英単語から意味を引いてくるパターンは稀にありましたが、『ノヴァ』はラテン語で「新しい」を意味する言葉ですから、人形に新しい命を与えるのような意味付けかもしれません。

『ミラコプス』は「奇跡(miracle)」と「視覚(opsis)」の合成と考えると、「奇跡を可視化する術」という意味になりそうです。そう捉えると、“人形を通して命の再現を目に見せる術”として非常にしっくりきますが、意訳が過ぎるでしょうか。

また、『ノヴァ』は天文学的には突如として明るくなる恒星を意味します。恒星とは自ら光を発する天体のことですが、その輝きを増すことで、命や力の強さが上がるとか、そんな意味があるのかもしれません。ただ、『ミラコプス・ノヴァ』の発動はどうみても遺体を呪文が書かれた包帯でぐるぐる巻きにしており、輝きとは程遠く見えます。

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