こんにちは、スーパー四心です。
ガッシュ2には、数は多くないもののいくつかの新呪文が登場していますが、既存のパターンに合致するものは多くありません。また、その新呪文にもいくつかの出現パターンがあり、系統立てを困難にしています。
今回はまず、
- ガッシュ2で登場した新呪文を全部洗い出す
- どのパターンで出現したかを洗い出す
- できるだけ分類してみる
この順番で、新呪文について考察していこうと思います。では行きましょう。
ガッシュ2で登場した新呪文を全部出す
では、現在(Page.39時点)で登場している新呪文を、以下の条件で全部出します。
条件①:本に書かれていること
条件②:使用されていること
本に書かれた状態で、読まれた呪文のみを抽出します。ですので、『イカブー』や『ギガノ・ワンダバ・ドルク』は除きます。
これまでに登場した新呪文
この条件で新呪文を取り出すと、こうなりました。
- キャンチョメ
『モ・ポルク』Page.9 37P - ガッシュ
『ウィビラル・ザケル』Page.24 14P - ウマゴン
『シュポック』Page.31 31P - ジルノーズ
『ミラコプス・ノヴァ』Page.32 34P
『ミラコプス・アルテレゴ』Page.34 19P - ベルギム・E・O
『ダン・ガギトン・リュウス』Page.38 31P - パティ
『ガリア・ギアクル』Page.39 34~35P
連載4年で新呪文7つは相当少ないと思いますが、この7つが、旧作未登場の完全新規呪文です。
これらの新呪文はいくつかにパターン分けできます。見ていきましょう。
完全新規呪文
パートナーも、魔物自身も知らなかった本当に新しい呪文です。
該当するのは『ウィビラル・ザケル』と『モ・ポルク』のみです。
パートナーのみ知らなかった呪文
魔物が13年の間に習得しており、パートナーのみが知らなかった呪文です。
『ミラコプス・アルテレゴ』『ミラコプス・ノヴァ』『ダン・ガギトン・リュウス』『ガリア・ギアクル』が該当します。
習得済みだが旧作未登場の呪文
『シュポック』が該当します。
術のビンから「完全新規呪文」が出たことはなく、サンビームが躊躇なく唱えている(Page.31)ことから、旧作中に習得していたが、使用しなかった呪文と考察しています。
私達は今まで、新しい呪文が本に現れても、それがどんな効果の術なのかわからない。
使ってみて初めてその術の内容を知る。(サンビーム/特装版13巻 LEVEL.255 251P)
『シュポック』旧作未登場説の根拠は、「術のビンから完全新規呪文が出たことは無い」です。ジルノーズのせいでここもかなり怪しいのですが、今のところ破綻はしていません。
ひとまず表にしてみましょう。
| 完全新規 | パートナー知らず | 旧作未登場 |
|---|---|---|
| モ・ポルク | ミラコプス・ノヴァ | シュポック |
| ウィビラル・ザケル | ミラコプス・アルテレゴ | |
| ダン・ガギトン・リュウス | ||
| ガリア・ギアクル |
新呪文は既存の呪文体系から外れている
まず、公式に明言されている呪文体系は「ギガノ級」と「ディオガ級」のみです。今あげた7つの呪文は、そのどれにも当てはまりません。
♪ドスコイパンチでディオガ級♬(Page.37 13P)
それがギガノ級の術を…術を…(ロデュウ/特装版13巻 LEVEL.254 232P)
一応、ファン考察レベルですがかなり詳細な術のランク分けがあります。
ピクシブ百科事典が一番詳しいですが、ガッシュ2に登場する呪文はほとんど当てはまりません。
なぜか?
わざと当てはまらないように作っていると考えるのが自然です。
既存の命名規則に当てはめられない術が続いていることから、意図的に従来の体系から外した可能性があります。
例えば、『ダン・ガギトン・リュウス』は別に『ディオガ・リュウスドン』で良かったはずです。
しかし、そこでディオガ級を使いたくない事情があったから、あえて別の術を考案したとしか思えません。
さらに、呪文に法則性を見出す考察遊びを封じる目的として、呪文体系に当てはまらない、造語感を残した(造語ですが…)呪文にしたと私は考えています。

無理矢理パターンに当てはめる
モ・ポルク
キャンチョメの覚える術ですから、『ポルク系統』というほかないでしょう。『ミリアラル・ポルク』を上級術、『シン・ポルク』を最上級術、『ポルク』を初級術とするなら、『モ・ポルク』は中級術にするのがしっくりきます。
「モ」の意味はよくわかりません。キャンチョメがチョコレートを食べるときの擬音が「モチャモチャ」であることから来ている可能性もあります。食べた魔物の動きを操る呪文ですからね。

ウィビラル・ザケル
『テオザケル』『ラージア・ザケル』などと同じように、後ろに『ザケル』が来ている場合は『ザケル系統』の術として判断するのが良さそうです。つまり、ザケルのすごい版です。
「ウィビラル」という言葉について、「vita(生命)」「vivus(生きている)」などのラテン語由来だとすると、術が成長するという私の考察に一つ説得力が生まれます。

今のところ『ウィビラル・ザケル』自体は中の上程度の術で、清麿の頭脳と戦法によって上級術に押し上げられているといった印象です。『ジャベリン』がカッコいいですよね。

ミラコプス・ノヴァ、ミラコプス・アルテレゴ
どちらも術も冠詞「ミラコプス」を共用していることから、系統は間違いなく『ミラコプス系統』で、どちらの術も上級術と劇中で明言されています。
ガッシュのセリフを丁寧に読み込むと、『ミラコプス・ノヴァ」が上級術、『ミラコプス・アルテレゴ』が最上級術となります。
ウヌ これはかなり上級の術が本に入ったようだの(ガッシュ/Page.32 35P)
さらにその上の上級術になると…本物の肉体のような人形を造り出すこともできるのだ(ガッシュ/Page.32 35-36P)※こちらが『ミラコプス・アルテレゴ』を指している
また、「ミラコプス」は miracle(奇跡)やラテン語 mirus(驚異的)を思わせる響きであり、さらにギリシャ語 opsis(姿・見る)を合わせた造語の可能性も考えられます。

ダン・ガギトン・リュウス
サンプルが少なすぎるので分類が難しいですが、ベルギムの基本術がおそらく『ギガノ・リュウス』のため、そちらの強化版…中の上級程度の術と見るのが良さそうです。
旧作からこれまで『リュウス』という呪文は登場しておらず、ベルギムは第一の術が『ギガノ・リュウス』である可能性があります。これも彼の実力故かわかりませんが、弱い呪文でないことは確かです。
全く何の意味もなくて、語感だけでつけられた可能性も十分にあり得ます。この辺がサンプル数が少ないと苦しいところです。

ガリア・ギアクル
もう、何ですかこの呪文は…と思わずにはいられませんが、似た呪文が1つだけあります。
『スオウ・ギアクル』です。
あの水龍が『スオウ』だとして、スオウの能力を借りる呪文につく言葉が『ギアクル』だとすれば、一応『ギアクル系統』として分類はできそうです。
初登場時から、「なんでスオウ・アクルガ」じゃないんだろう?と思ってました。
「オウ・ア」と母音が3連発で発音しづらいのが理由かなぁ?と思っていましたが、「ギアクル」が複数出たことで新たな考察もできるようになりましたね。

🧠まとめ
- ガッシュ2で本に書かれ、実際に使用された完全新規呪文は現在7つである。
- 新呪文は「完全新規」「パートナーだけが知らなかった」「旧作で習得済みだが未登場」の3パターンに分類できる。
- これらの新呪文は、従来のギガノ級・ディオガ級といった既存の術体系に当てはめにくいものが多い。
- そのため、ガッシュ2では従来の命名規則や術体系から意図的に外した可能性があると考察。
- それでも各呪文には共通する接頭語・接尾語があり、「ポルク系統」「ザケル系統」「ミラコプス系統」「ギアクル系統」など、ある程度の分類は可能。
- 呪文名の語源や命名規則(ウィビラル、ミラコプスなど)はまだ断定できないものの、今後の新呪文次第で新たな法則が見えてくる可能性がある。
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