【ガッシュ2考察】キャンチョメはどうやって人間界に逃げてきたか

【ガッシュ2考察】キャンチョメはどうやって人間界に逃げてきたか

こんにちは、スーパー四心です。
ガッシュ2の連載から2年が経ちました。物語の進行度はまだまだ序盤といったところですが、開始当初からずっと考えている疑問があります。

目次

キャンチョメはどうやって人間界に逃げてきたか?

結論から言えば、「ギルとワイグによって魔本が燃やされる前に、転送装置によって逃げてきた」になります

これ以降は根拠と考察です。
キャンチョメの初登場は人間界のイタリア、フォルゴレのコンサート会場にほど近い路地でした。(Page.8 13P)

キャンチョメ初登場シーン

時系列的には、エジプトでガッシュと清麿がワイグに勝った後になります。後に合流しますが、ガッシュたちはワイグ戦後すぐ、エジプトからイタリアに飛んできました。

そしておそらくですが、Page.1でゼリィ達が人間界のエジプトにやってくるよりも前から、キャンチョメは人間界に潜伏していたはずです。根拠はガッシュのこのセリフです。

あっ 一人だけ無事がわかっておる魔物がおるぞ
真っ先に逃げた者だ……キャンチョメ(ガッシュ/Page.7/35-36P)

真っ先にということは、事(敵の襲撃)が起きてすぐということです。キャンチョメの回想シーンによれば、この時『ポルク』のビンとコンソメを託され、人間界に逃げてきました。

キャンチョメはお兄さんだからコンソメを守るの!(キャンチョメの母/Page.7 21P)

コレを!!無我夢中でもぎとり ビンに詰めたお前の「術」だ(ハンソデ/Page.7 21P)

このシーンはおそらくキャンチョメの自宅ですから、魔界です。魔界が襲撃されてすぐにビンとコンソメを連れて逃げ出し、何らかの方法で人間界のイタリアに降り立ったというわけです。

キャンチョメの回想、自宅が襲撃されるシーン

物語開始前に人間界へ行くには

キャンチョメの魔界→人間界への転送は、時系列で言えば物語開始前に起きたことです。
ですから、清麿による奇跡の行使や魔本の復活は起きておらず、本の力で人間界に行くことはできません。

そして、この回想シーンですが…

キャンチョメの回想シーン 厄災を伝える貴重な資料

厄災を伝える貴重な資料ですが、注目すべきはここではありません。キャンチョメが移動しているということです。
明らかにどこかへ、目的を持って移動しています。

どこへでしょうか。

転送装置です。Page.1でジギーが起動したあれです。

転送装置

ここは…リオウって魔物の建物か(ワイグ/Page.1 25P)

ワイグがこう言っていますので、この装置(建物)の管理者はリオウです。キャンチョメがここへ駆け込んだ際、まだリオウはいたかもしれません。

キャンチョメ一人で起動できたとは考えにくいため、もしこの装置を利用したのであれば、リオウ本人、あるいは装置を扱える誰かの協力を受けた可能性が高いでしょう。

そう考えると、キャンチョメ以外にも、物語開始前に人間界へ逃げ込んだ魔物がいるかもしれません。

魔界と人間界の行き来について整理する

前提:本がなければ行き来できない

魔界と人間界の行き来について、基本的にその役割を持つのは「本」です。本が行き来のカギであることを示すセリフをいくつか引用します。

ファウードの転送装置の類か しかしその装置で来れたと言うことは魔本の力が…
イヤ魔界と人間界を行き来できる扉が開かれている状態だと言えるな(清麿/Page.3 27-28P)

その本を持っていたら魔界と人間界を行ったり来たりできるの?(ゼリィ/Page.3 28P)

ん?それもあるが この本を使うと魔物の術を人間の心の力で出せるようになるんだ(清麿/Page.3 28P)

今は君達の意志で強く願えば もう一つの世界の好きな場所へ移動できる(魔本/Page.31 17P)

「魔界と人間界を行き来できる扉」が何かはよくわかりませんが、これは「行き来できる状態」であると考えればわかりやすいと思います。

この扉が閉じていれば行き来できないし、開いていれば行き来できる。そして、その行き来に必要なエネルギーを生み出すのが魔本です。

残念ながら本が消えた今は、人間界へ行く道が閉ざされてしまったようで、ファウードの転送装置を使っても人間界へは行けなくなった。(ガッシュからの手紙/特装版16巻 LEVEL.323 366P)

整理します。

  • 本が消えた状態=2つの世界を行き来する扉が閉じている(行き来できる状態でない)
  • 本が存在する=2つの世界を行き来する扉が開いている(本または転送装置によって行き来できる)

さらに、旧作最終話で封筒が本に変化したことから、再度扉は開いたと考えるのが自然です。後日談である「外伝:友」でも魔本は清麿の元に飛んできており、少なくとも扉は開いています。

ありがとうなのだ!ブック 清麿が再度本を手にするシーン

急に現れたと思ったら また急に消えやがった……(清麿/ありがとうなのだ!ブック 27P)

そう考えると、この13年間何故誰も人間界に行こうとしなかったのか?という別の疑問が湧いてきますが…。

時系列の整理

別の記事の考察で使った画像ですが、修正が必要です。

本の存在と扉についての表

キャンチョメは「真っ先に逃げた」と言われていますので、ギルとワイグが本を燃やすより前に逃げ出すことで、矛盾が解消します。

ですからここを入れ替え、ついでなのであれこれ修正すると…こうなります。

これでキャンチョメの件は矛盾が解消しました。それでも、ジギーたちが人間界に避難できた謎は解決されていません。まぁ、本はなくても扉が開いていたとか、そういう理由だと思います。もう私にはわかりません。雷句に聞いて。

🧠まとめ

  • キャンチョメは敵の襲撃直後、「真っ先に」魔界を脱出していた。
  • 人間界へ逃げた時点では魔本は復活しておらず、本の力で移動することはできない。
  • 物語開始前に人間界へ行く手段として考えられるのは、リオウの転送装置である。
  • 転送装置を利用したのであれば、リオウまたは装置を扱える誰かの協力があった可能性が高い。
  • 魔界と人間界の行き来は、本によって「扉」が開いていることが前提となる。
  • キャンチョメがギルとワイグによる魔本焼却前に脱出したと考えれば、時系列の矛盾は解消できる。

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