【ガッシュ2考察】なぜダリアはベルギムのことを覚えていないのか

ダリアはなぜベルギムを忘れたか ゾフィスのせい

こんにちは、スーパー四心です。

Page.37で復活を果たしたベルギムE・O。まさかの人選に驚いた読者も多いことでしょう。
私も驚きました。驚いたと同時に、過去のこの記事の説得力がどんどん落ちていくのを感じています。

さて、復活したベルギムと再会したダリアは、ベルギムのことを覚えていませんでした。

ダリア!!私のこと覚えてくれてたんだね!?(ベルギム/Page.37 25P)

イイエ あなたのこと全く知らないわ(ダリア/Page.37 25P)

これまでにも何体かの魔物が復活していますが、パートナー達は皆魔物のことを覚えており、再会を喜んでいました。
ですから、旧作を知っている我々も再会を喜び、次はどのペアかな?と予想が膨らむのです。

ダリアはベルギムのことを覚えていませんが、ベルギムが復活している以上、パートナーはダリアで間違いありません。

今回は、ダリアがベルギムを覚えていない理由を、作中描写から丁寧に積み上げ解説します。

ダリアがベルギムを覚えていなくても、友達だと語るシーン
目次

結論:ダリアはゾフィスの精神操作を受けていたから

旧作『金色のガッシュ!!』の石版編における黒幕ゾフィスは、『心を操る能力』を持ちます。

その能力で、戦う気のなかったココの心を支配し、シェリーがそれを救うためにゾフィス打倒を目指す…というのが、石版編というストーリーの大まかな流れです。

では、ゾフィスの『心を操る能力』とはどのようなものか?作中でパティが詳細に語ってくれていますので引用します。奇しくも、ガッシュ2ではパティ編が始まっています。何の因果か、パティが解説役だったのですね…。

ロードの力よ。
あいつの心を操る能力で、心と本のズレを無理矢理合わせたの。
(中略)

そのついでに…戦うこと以外の感情をなくしたのよ。(パティ/LEVEL.106 131P)

このパティのセリフから、『心を操る能力』には2つの段階があることがわかります。

ブラゴとシェリーが心を操れる魔物に言及するシーン

心と本のズレを合わせる能力=『心の調整』

ベルギムを始めとした千年前の魔物には、共に戦ったパートナーがいたはずです。
一例ですが、パムーンのかつてのパートナーが「シェルビィ」、ビクトリームのパートナーが「ムラサキシキブ」だと判明しています。

あれから1000年経ち、かつてのパートナーは亡くなってしまいましたので、その子孫が本を読めるよう、ズレを合わせる能力です。

千年前の持ち主はすでに死んでても、その子孫は残っているわ。(パティ/LEVEL.106 130P)

(中略)

あいつは
「心の形が似ていれば、あとは波長を合わせてやるだけだ」
って言ってたわ。(パティ/LEVEL.106 131P)

ここで「あいつ」が差すのはロード(=ゾフィス)のことです。そして、ムラサキシキブの子孫がモヒカンエースという事実が読み取れます。

わかりやすくするために、この能力を『心の調整』と呼称します。

感情をなくす能力=『精神操作』

千年前の魔物のパートナーは、かつてのパートナーの子孫というだけで、戦いには無関係な人達です。
そういった人達に戦ってもらうために、戦うこと以外の感情をなくしたと、パティは語っています。

ほとんどのパートナーは、この『感情をなくす能力』も受けているはずです。こちらもわかりやすくするために『精神操作』と呼称します。

作中では、数人ですが精神操作を受けていない人間が存在します。

  • 玄宗(ツァオロンのパートナー)
  • ローベルト・ヴァイル(デモルトのパートナー)

そして、精神操作が解けたとき、人間は「ゾフィスに操られていた期間の全ての記憶」を失います。
本を開き呪文を唱えたことや、共に生活した魔物のこと、ゾフィスのこと、全て忘れます。

ただし、アルベール(レイラのパートナー)のように、精神操作が解けたあとも記憶を保持している例が存在します。かなり特別な例で、魔物との絆や強い呼びかけによって起こると考えられます。

また、モヒカンエースは精神操作を受けているはずですが、LEVEL.304でモヒカンの手入れをしており、額に書かれた「1」の文字も消さずに残していることから、ビクトリームのことを覚えていると思われます。

アルベール覚醒シーン。『ミベルナ・マ・ミグロン』
この世で最もカッコイイ覚醒シーン

ここまでのまとめ

  • ゾフィスの『心を操る能力』には2つの段階がある
  • 『心の調整』本と心のズレを調整し、現代人が千年前の魔物の本を読めるようにする
  • 『精神操作』戦うこと以外の感情をなくし、戦闘マシーンに変える
  • 精神操作が解けたとき、その期間中の記憶を全て失う(ダリアはこれでベルギムの記憶を失った)
  • 例は少ないが、魔物との絆によって、精神操作が解けたあとも記憶を保持しているケースがある

ココの例

ココの『心の調整』

ゾフィスのパートナーであるココも記憶を失っていますが、少し特殊ですので解説しておきます。

まず、ゾフィスのパートナーがココになったのは全くの偶然です。

イギリスに降り立ったガッシュが日本で清麿と出会ったように、魔物とパートナーが引き合うという可能性はあります。描かれていないだけで、パートナーに出会う前に本を燃やされて送還された魔物もいたことでしょう。

何が(誰が)、パートナーをパートナーたらしめるのか?それは誰にもわかりません。

ですから、ココがゾフィスのパートナーになったのは、全くの偶然ではありますが、王を決める戦いを神の試練として考えたとき、それはココに降りかかった「運命」であると表現するのが適切に思えます。

つまり、ココに対する『心の調整』は必要ありません。ゾフィスのパートナーはココであり、心の調整をしなくても本が読めるからです。

ココの『精神操作』

ココが受けたのはコチラです。
こちらについては、ゾフィスのセリフが詳しいので引用します。

確かにココの心はオレが操っていた…
ココの心に強い闇を植えつけ、凶悪な別の人格のココを作った。
オレの造り出したもう一人の「悪」のココさ。(ゾフィス/LEVEL.161 7P)

なぜこのようなことをする必要があったのでしょうか。

ココが戦いを拒否したからです。

だが、ココは戦いや力に興味を示さなかった…
だから少しだけ心を解放した。
人を傷つけることや物を破壊することが楽しくなるようにね。(ゾフィス/LEVEL.54 262P)

ゾフィスとココの出会いについて、シェリーの回想より以前の描写はあまり多くありません。唯一、少年サンデー版コミックス12巻に扉絵があるのみです。

紆余曲折はありましたが、シェリーはゾフィスを倒し、元の優しいココを取り戻しました。
ココはゾフィスや魔物に関する記憶を全て失い、元の幸せな日常に戻っていることでしょう。

ゾフィスとココの邂逅シーン ありがとうなのだブック60P

🧠まとめ

  • ゾフィスの「心を操る能力」には、
     ①本と心のズレを合わせる『心の調整』
     ②戦うために感情を奪う『精神操作』
     の二段階が存在していた。
  • 千年前の魔物のパートナーは、本来の持ち主ではないため、ゾフィスによる『心の調整』を受けていた。
  • 多くのパートナーはさらに『精神操作』も受けており、解除後は魔物や戦いに関する記憶を失っている。
  • 一方で、アルベールやモヒカンエースのように、魔物との強い絆によって記憶を保持している特殊例も存在する
  • ココは元々ゾフィスの正規パートナーであったため、『心の調整』は不要だった。彼女が受けていたのは“悪の人格”を植え付ける形の『精神操作』である。
  • ダリアもまた、『精神操作』によってベルギムとの記憶を失っていると考えれば、「ベルギムのことを覚えていない」というPage.37の描写は、石版編の設定と矛盾せず説明できる。

結論:ゾフィスの精神操作が解けたとき、それまでの記憶を全て失う(例外はある)

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