こんにちは、スーパー四心です。
Page.38で、新たな設定が明かされました。
- 術のビンは何らかの方法で「100%以上の力」を発揮することができる
- ①のとき、魔女の背後には術の持ち主である魔物っぽい姿が見える
- パティの腕輪は一族に受け継がれる水竜の腕輪
今回考察していくのは③です。
術のビンについては、過去に考察した記事がいくつかありますのでそちらもご覧ください。


パティの腕輪
清麿
パティが腕輪をしておったのを覚えておるか?
あれはパティの一族に受け継がれる水竜の腕輪での
(中略)
才能なのだ
水竜に気に入られる器量が…パティにはあった(ガッシュ/Page.38 4P)
私がここを読んで最初に思ったのは、「そんな腕輪あったかぁ?」ということ。
ひとまず、パティ初登場回を読み返してみると…確かにありました。

左手首に腕輪が見えます。これがガッシュの言う「水竜の腕輪」です。
そして、パティが腕輪の契約を果たしたことで、肉体と魔力がパワーアップし、パティは以前より強くなったとガッシュは言っています。
そして、そのパワーアップしたパティの魔力は、テン・サバイバーとして終盤まで生き残ったティオをして、「かなりマズイ」と言わしめています。
余談ですが、特装版8巻 LEVEL.153 234Pのパティ(回想シーン)は、腕輪を右腕にしています。作画ミスなのか付け替えたのかは不明ですが、後々マウント取るために記しておきます。
ティオの懸念
パティはそもそも、戦闘能力自体は低くありません。最初のガッシュ戦ですら、術を7つ披露しています。この時のガッシュは第六の術を習得したばかりですので、戦闘に関しては先を行っていることがわかります。
また、術のビンから出る術は、術者(魔物)本来が使う術に比べて、威力が弱いという設定があります。
あと ビンの中の術は力が弱いのだ(ガッシュ/Page.31 7P)
魔物でないカードが魔物の術を使うためには、ビンが不可欠です。
そして、術を使うにあたって、カードには足りないものが3つあります。
「心の力」と「魔力」と、「本」です。
「本」、そして「心の力」は、パートナーしか持っていません。カードは魔法を使うことはできますが、本質的に魔物ではないため、「魔力」も持たないでしょう。
つまり、足りないものがあるにもかかわらず、魔物の術をカードが扱えることが異常であり、だから「術のビンは威力が低いのだ」と読み取れます。
なにが「かなりマズイ」のか?それは、
「心の力」「魔力」「本」を持たないカードが、ビンの術を使用しているにもかかわらず、その本来の術者と同じ(或いはそれ以上の)威力の術を撃てるのがマズイ
ティオの懸念はこういう意味になります。

水竜とは
さて、パティが契約し、パワーアップに一役買ったであろう水竜とはいったい何者でしょうか。
そうですね、我々は水竜の姿を既に知っています。そう、『スオウ・ギアクル』です。

そして、我々はこう言った例をもう一つ知っています。そうです、『バオウ・ザケルガ』です。
『バオウ・ザケルガ』に宿っていた雷の竜が「バオウ」であり、ガッシュを主として認めたことで、『バオウ・ザケルガ』がそれまでもっていた特異な性質が失われ、最後までガッシュの切り札として活躍しました。
この『バオウ・ザケルガ』については、ガッシュの父であるダウワンが生み出した術だと明かされており、ガッシュにはバオウを継いだ証である角があります。(ゼオンにはない)
整理するとこうなります。
| 術名 | 竜の名前 | 継承の証 | |
|---|---|---|---|
| ガッシュ | バオウ・ザケルガ | バオウ | 角 |
| パティ | スオウ・ギアクル | スオウ? | 腕輪 |
パティは初戦闘時から『スオウ・ギアクル』を披露していますので、この時すでに水竜と行動を共にしていたでしょう。(腕輪もしていることですし)
王を決める戦いを通して、水竜との契約を果たすつもりだったかもしれません。それが果たされることなく退場してしまったパティですが、13年の間に成長し、一族を背負う女傑になったとすれば、「水竜に気に入られる器量」にも説得力が出るのではないでしょうか。

他の「〇オウ」という存在
作中には、バオウ、スオウ以外にも『〇オウ』呪文がいくつも登場します。基本的にはその魔物の最大術が当てはまりますが、例外も存在します。
また、『バビオウ・グノービオ』を止められたルンのセリフから、術の強さは「ディオガ級」と判明しています。
ディ…オガ級が…止められ…(ルン/特装版13巻 LEVEL.254 238P)
とりあえず作中に登場した『〇オウ』を集めてみましょう。
- ガッシュ 『バオウ・ザケルガ』『ジオウ・レンズ・ザケルガ』
- パティ『スオウ・ギアクル』
- ウォンレイ『ラオウ・ディバウレン』『ゴライオウ・ディバウレン』
- リーヤ『シャオウ・ニオドルク』
- ザルチム『ジボルオウ・シードン』
- リオウ『ファノン・リオウ・ディオウ』
- ツァオロン『ザオウ・ギルエルド』
- ジェデュン『バビオウ・グノービオ』
今思い出せた順番に書いていますので、抜けていたらごめんなさい。
これらの術の共通点は、生物を象ったエネルギー、或いは生物そのものが敵を攻撃する点です。
そしてまぁ、おそらく…ですが、『バオウ・ザケルガ』で出てくる竜が「バオウ」であるなら、それぞれの呪文の「〇オウ」は生物の名前だと推測されます。
リオウは「ディオウ」が名前かもしれませんが、『ディオウ・ギゴリオ・ギドルク』という術があるので、「ディオウ」は術のランクを意味する単語の可能性があります。
また、ウォンレイは「ラオウ」と「ゴライオウ」が登場しており、『ゴライオウ・ディバウレン』の登場後は『ラオウ・ディバウレン』は使われていません。
どちらも使えると思いますが、もしかすると「ラオウ」が成長して「ゴライオウ」に上書きされた可能性もあります。
仮にこれらも「一族から受け継がれる特別な術」だとすれば、各魔物にも継承の証があり、契約が存在するでしょう。ただ、旧作全323話中で出てきたのはガッシュとバオウの一例のみであることは特記しておく必要があります。(パティの件は後付けの可能性が高い)

最大術の例外
『〇オウ系呪文』は、基本的には『ディオガ級』と同格とされ、原則その魔物の最大術であることは前述しました。今回の趣旨とは少しずれますが、最大術の例外について記しておきます。
まず、適切な言葉がないので、便宜上「神」としますが、神を象ったエネルギー、或いは神そのものが出現する術がいくつかあります。
- パムーン『ペンダラム・ファルガ』
- キッド『ミコルオ・マ・ゼガルガ』
- ティオ『チャージル・サイフォドン』『チャージル・セシルドン』
- ゼオン『ジガディラス・ウル・ザケルガ』
これらの術は「神」が出現します。
ガッシュカフェの内容をそのまま当てはめるなら、『ペンダラム・ファルガ』は「ペンダラム」と呼称されており、会話が可能ですがギャグ描写に過ぎない可能性もあります。
また、『ジガディラス・ウル・ザケルガ』に登場する神は、ゼオンから「破壊の雷神」と呼称されています。
さぁ、我が力の結晶、破壊の雷神よ!!!
その力でバオウを打ち砕け!!!(ゼオン/特装版13巻 LEVEL.261 367P)
『シン』の術
少し本筋から逸れますが、「意思を持つ術」を説明するために触れておきます。
作中ではいくつかの『シン』の術が登場しましたが、クリアの操る術にのみ神が出現します。
- 『シン・クリア・セウノウス』
- 『シン・クリア・セウノウス・バードレルゴ』
- 『シン・クリア・セウノウス・ザレフェドーラ』
これらの術は術そのものが意思を持ち、自律した行動をとり、会話も可能です。(バードレルゴは除く?)
「シン・クリア・セウノウス(神としての名前)」が本体であり、「バードレルゴ」と「ザレフェドーラ」はその半身を分け与えて生み出した分身のようなイメージです。
これはかなり特殊な例で、ラスボスの特権と言えるかもしれません。

🧠まとめ
- パティの腕輪は、一族に受け継がれる「水竜の腕輪」であり、水竜を継ぐ証でもあった。
- ティオの「かなりマズイ」という発言は、“術のビン”を使うカードが、本来の術者級の威力を出している異常性への懸念と考えられる。
- 『スオウ・ギアクル』の“スオウ”は、『バオウ・ザケルガ』の“バオウ”と同じく、実在する竜の名前である可能性が高い。
- 「〇オウ系呪文」は、生物そのものを宿した特殊な術であり、それぞれ継承や契約が関係している可能性がある。
- 『シン』系や「神」を象った術はさらに別系統の特殊術であり、クリアの術はその中でも特異な存在と言えそう。
🧠 他の考察も気になる方へ
『金色のガッシュ!!2』に関する考察記事をテーマ別にまとめました。


コメント